戸建て住宅の外壁張り替え工事、気になる金額と注意点

こんにちは。

今回は、戸建て住宅の外壁張り替え工事について、概算費用や状況による金額の変動ポイントを詳しくご紹介します。外壁は住宅の見た目だけでなく、雨や風、紫外線から家を守る大切な部分です。しかし、経年劣化やひび割れ、雨漏りなどが進行すると、単なる塗装では補修しきれず、外壁材そのものの張り替えが必要になります。

外壁張り替えの概算費用

外壁材の種類によって価格は大きく変わりますが、一般的な30坪(約100㎡)の戸建て住宅の場合、以下が目安です。

外壁張り替え単価目安

この金額には、足場代や既存外壁の撤去費用、下地処理なども含まれている場合が多いですが、家の状況によっては追加費用が必要になるケースもあります。

既存外壁の状態による金額変動

実際の工事費用は、既存の外壁や下地の状態によって大きく変わることがあります。以下のような場合、追加費用が発生することが多いです。

  • 外壁材の劣化や崩れが進行 → 撤去・処分費用が増える(+5万~30万円)

  • 下地(胴縁・構造用合板)の腐食 → 下地交換が必要(+10万~50万円)

  • 防水シートや断熱材の劣化 → 張り替えが必要(+10万~30万円)

  • 雨漏り・シロアリ被害 → 内部補修や構造材交換(数万~100万円超)

外壁の劣化は見た目だけでは判断しづらい場合もあります。とくに築20年以上の住宅や、外壁にひび割れ、反り、シーリングの劣化、雨染みなどが見られる場合は、専門業者による現地調査を受けることをおすすめします。

塗装と張り替え、どちらが良い?

「外壁リフォーム=塗装」と考える方も多いですが、劣化が進んでいる場合は塗装だけでは不十分です。塗装工事の費用は、30坪で約70万~120万円が目安ですが、外壁材自体が劣化していると、塗ってもすぐに不具合が再発する恐れがあります。

特に以下のような方には張り替えがおすすめです。

✔ 外壁に反りや割れが多数ある
✔ 内部の防水シート・下地材の劣化が心配
✔ 外観を一新したい
✔ 断熱・遮音性能をアップしたい

外壁の張り替えは費用がかかりますが、耐久性・防水性の向上だけでなく、住まいの快適性もアップします。

まとめ

戸建て住宅の外壁張り替え費用は、外壁材の種類や既存の状況によって大きく変わります。特に劣化が進んでいる場合、想定以上の費用がかかるケースもあるため、まずは無料の現地調査を依頼し、正確な見積もりを出してもらいましょう。

家を長持ちさせ、安心して暮らすためにも、外壁の状態チェックをぜひ定期的に行ってみてください。